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島大・島大生ができるちょっと変わった子育て支援(3)

山岸主門(生物資源科学部)

次の数値は何だと思いますか?

データ1:7157、9542、4909・・・。
データ2:16814、20994、18632・・・。

島大生の学生数?生まれてから今日までの日数?
それとも??

実は、これらの数値は、一日あたりの私の歩数です。データ1は大学の研究室等で普通に過ごした日の歩数で、データ2は冒険遊び場(プレーパーク)の開園日の歩数です。冒険遊び場がある日は、普段のざっと倍以上、体を動かしていることになります。

参考までに、3~4月中の計40日間の私の歩数データをまとめたグラフを以下に示します。

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私の担当が最終回となる今回は、「お父さんが冒険遊び場にやってきて得られる、とっておきのメリット」についてまずお教えします。先日、持田で冒険遊び場の開園のあったのですが(5月29日~30日)、この開園では、普段よりお父さんの姿、活躍が大変目立ちました。その時の写真を織り交ぜながら、以下に列記します。

■メタボ対策になる

「健康のために一日一万歩を歩きましょう!」とよく言われますが、自動車に依存する生活を送っているとなかなか一万歩を歩くことは難しいものです。ただ、冒頭に示したデータでおわかりのように、冒険遊び場にやってくると、簡単に一万歩がクリアできます。元気な子どもの後をなんとなく追うだけで難なく達成可能です。

■周りを気にせず、キャッチボールやバドミントン、テニス等ができる

最近、世の中の公園では、ボールを使った遊びが禁止されるケースが目立ちます。先日の開園では、以下のようにバドミントンに興じる父子の姿がありました。

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この親子は、今回が初来園でした。私自身は、次男が歩けるようになって、「子どもと外遊びがしたいなあ」と思い始めた6年くらい前に偶然『プレプレ』と出会いました。初めは、今回の親子のように、自前で「何か遊具を持参」しての恐る恐るの参加。次第に、他の親子や大学生が即席でつくった遊具を親子で拝借(以下の写真はロープと竹で作ったブランコ)。

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そのうち、初めて会った子ども同士で次第に遊びが生まれ、お父さんも何となく関わりながら展開していきます。なお、前号で紹介させて頂いたように、川津(国際交流広場)で開園する時は、隣接したテニスコートも借りますので、親子または親同士で思い切り体を動かしてください。

■たくさんの子どもから頼られる。大学生と友だちになれる。

はじめは、我が子のためだけに作り始めたべっこう飴。プレーリーダーの大学生に作り方を教えてもらい、2、3個作るうちにもう飴作りの師匠に昇格。次第に周りの子ども達から「おじちゃん、教えて!」のラブコールが始まります。「しょうがねぇなあ」と言いながらも、ちょっと嬉しそうなお父さん達です。前号に少し書きましたが、「怒らない」「命令しない」は、普段はやっぱり大変なのですが、他人の子どもだと、すぐに怒鳴らずに一呼吸おけるところがいいところだと思います。

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お母さん(妻)が喜ぶ。みんなでニコニコ。
休日に、お母さん(妻)の一人の時間を作ってあげるために、冒険遊び場をどんどん活用してください(前々回、お伝えしたように我が家はこのパターン)。普段料理をあまりしないお父さんも、野外だったら子どもと楽しくクッキングができます。以下は、即席レンガ窯によるピザづくりの様子です。ピザもおいしいし、夕方、子どもと帰宅後のリフレッシュママによる夕食もおいしい、みんなが幸せ、ニコニコです。

■遊ぶことの楽しさを思い出し、子育てがもっと豊かに。

持田の開園する広場の一角には、ちっちゃな畑を作っています。子どもたちとサヤエンドウやダイコンの実、パセリなど採って、上述のピザのトッピングに使いました。以下の写真はこの畑での親子の様子。捕まえたテントウムシを虫かごに入れる子どもに、野菜にいたアブラムシを一緒に見つけて、「これがテントウムシの餌になるんだよ」と優しく語るお父さん。このように、草や虫等で無邪気に遊ぶ楽しさを思い出して、子どもとのんびりした時間を豊かに過ごすことって、大切だなあ、と思います。

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秘伝「お父さんが冒険遊び場にやってきて得られる、とっておきのメリット」、いかがでしたでしょうか? このコラム「育児するお父さんへのエール」のおかげかどうかは分かりませんが、今回の開園は、いつになく、お父さんの生き生きとした姿をたくさんが見ることができて良かったなあ、と思っています。

前号、告知させて頂いた、3月下旬に行った「島大開園」の結果については、「さぽっとスタッフ」の皆さんに、大変上手に「プレーパーク見学記」を書いて頂いたので、そちらをぜひ、ご覧ください。

http://www.ipc.shimane-u.ac.jp/gender/event/H22-04-14_1/(旧サイト)

この開園後の3月31日には、「島大開園」の振り返りを、さぽっとで昼食を食べながら、さぽっとの皆さんと7名のプレプレまつえキッズの学生とでできたことが、何より嬉しい出来事でした。『プレプレ』が「学校・家庭・地域」の橋渡し役となって、「社会全体で子育てを支える」を目指すために、今後もさぽっとと密接な関係を持ってプレを展開していく予定です。皆さん、応援をよろしくお願いします。

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