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育児休業体験談(3)

門脇正行(生物資源科学部)

育休を取ることを周りの人に話すと、「育児に理解があるのねえ」とよく言われましたが、別に理解があるわけではありません。

子どもも含め家族のことを考えた結果、取ろうと決めただけです。

また、「お父さんと一緒で良いわねえ」とよく子どもに話しかけられました。

これもどうでしょうか?

確かに男性が育児休業を取るのは珍しいことではありますから、うちの子どもは他の多くの子が経験してない生活を送ったと思います。

しかし、私が完璧に家事、育児を行うことができたわけではありませんので(何とか一ヵ月しのいだという感じです)、果たして子どもにとって良い経験(環境)だったのかなと疑問に思います。

私自身にとっては大変良い経験にはなりました。

妻にとっても一時的に育児から解放され、仕事に集中できたわけですから良かったのではないでしょうか(どう考えているか分かりませんが)。

つまり私たち夫婦にとっては良かったのですが、果たして、息子は…。

男性が育児休業を取ることに対して「すごい」とか「素晴らしい」などと言われがちですが、「育児」は「子どものため」にすることですから、「子どもにとって良い形なのか」ということを考えなければ、勘違いしていまいそうです。

このようなことを考えながら、育児をしていました。

別に男性の育児休業取得を否定するわけではありません。

しかし,男性の取得が「良い」ことのように評価されることに違和感を覚えました。

こんなことを考える私が素直ではないのかもしれません。

多分考えすぎなのでしょう。

しかし、もし今息子が喋れるのなら「良かった」のか「悪かった」のか、聞いてみたいものです。

子育ては見返りを期待してはいけないものだと思うのですが、「お父さんと過ごせた一ヵ月も良かったよ」と言われてみたいですね。

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